任意売却でよかった

新年あけまして!

今日は任意売却の成功事例を先日新聞に載った記事を元に書きます。


京都府の男性会社員の一家は昨年12月初め、13年前に買った3LDKのマンションを引き払った。
中学生の子供の学区が変わらないよう1キロ程離れた借家に転居した

夢だった〔我が家〕は3人目の子供が生れたのをきっかけに手に入れた。価格は3200万、住宅金融公庫(現・住宅金融支援機構)で35年ローンを組んだ。

男性は6年目から返済額が多くなる〔ゆとり返済〕の仕組みを選んだ。当初の返済額は毎月5万円+ボーナス時に20万円だったが、6年目からは毎月7万円、ボーナス時30万円。当時の年収は600万円で払えると思った。

状況が変わったのは3年ほど前からだ。会社の業績が低迷し、ボーナスは約20万円に半減した。さらに、2年前からはゼロになった。公庫に掛け合い、ボーナス払いをなくし、月給から月々10万円を支払うことにした。しかし、月給も1年半ほど前から3割近く減り、手取りは20万円台になったという。
徐々に滞納するようになり、昨年4月までの滞納額は60万円。7月の末、とうとう裁判所から競売開始決定通知が届いた。

男性は〔任意売却〕の手法をとることにした。
任意売却により競売の想定落札金額より200万円ほど高い価格で売れた。それでも約1300万円の借金が残っているという。

妻は近所に〔前々から売りたいと思っていたの〕と言った。3人の子供のうち下の2人には〔マンションが高く売れるうちに売ったのよ〕と説明した。
男性は〔先が見えないのは、本当につらい〕と言う。しかし〔精神的には落ち着いてる〕と語った。


任意売却は市場価格で売却が出来、転居費用がまかなえるというメリットがありますが、実は目に見えない〔精神的なもの〕のメリットが1番あるのではないでしょうか。