住宅ローン滞納・延滞解決ブログについて

これは近年の不況でリストラや退職など、不本意ではあるが住宅ローンを滞納延滞してしまった場合の解決方法についてのブログです。

1.まずは銀行に相談
 ローンが支払えない場合、銀行に相談する事によって一時的に利息のみの支払いが可能になるケースがあり一時凌ぎになります。
この間に仕事を探したり、生活を立て直す必要があります。

2.上記の期間が過ぎ、支払額が元に戻ったが、結局支払えない
 こうなると根本的にもう支払が出来ない状況にあると思われます。
この状況で考えられるのは「競売」「任意売却」の2つです
「任売」の場合、一般的に他人へ売却する通常の任売と、知人身内へ売却し、その方へ賃料を支払済み続けるリースバックがあります。
リースバックは「協力者」が必要な為、協力してもらえる人を見つけるのはかなり困難です。
また、投資家へ売却し、数年以内に買い戻すとの条件をつける買戻しというものがあります。

これは更にハードルが上がり、基本的に物件売却価格の0.7%〜1%程(利回り10%程度)の家賃を支払わなければならず、家賃を滞納したら即退去との厳しい条件が付きます。

なぜこのような厳しい条件が付くかというと、通常収益不動産を購入する際に目安となる利回りが年10%だからです。

当然買手となる投資家は、他の物件も検討しながら購入しますので利回り10%を切る案件は条件が悪く、相手にされないのです。

しかし、利回りが悪くてものってくる場合があります。
これは転売利益が出る場合です。
例えば相場が2200万の物件を1500万で投資家が任売で買い、元所有者に月9万円で貸した場合ですが、条件として2年以内に買戻しをする事、一度でも家賃を滞納すれば即退去との条件があるとします。
なんとか家賃を支払っても95%以上の方は2年以内に買戻しは出来ません。

この様な安い利回りで購入する投資家は基本的に買戻しが出来ない事を見越して転売利益を目的として購入します。

ですから、具体的な計画が無いのであれば、軽薄な買戻しにはせず、現実的な任売をした方が、結果本人の利益になるのです。

任売については専門サイトがありますのでこちらを参照してください
http://www.nps-g.co.jp/